JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

5/21'05 マーラー・交響曲第5番

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2002年9月、ベルリンにてのライヴ収録 EMI TOCE-55526
サイモン・ラトルベルリン・フィル

chikuma46さんからの推薦で、聴きました。
3楽章がお好きとの事、4楽章も有名なのだそうで・・・。
ここは、腹を据えて5番を1楽章から2度聴いてみる事にしました。

また、このCDは「オーディオ試聴記2」で使用ましたが、CECさんの希望だったので、
余り記憶がありませんが、ワーン、ドカーンとしていたのは覚えています。

未完成の第10番を含めると11曲あるマーラー交響曲の中で、この第5番は屈指の人気曲だそうで・・・。
第4楽章は「あれ、どこかで聴いたことあるなあー」と調べたら、ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』で流れていたんですね。 また、テレビのCMやBGMにも使用されています。

この4楽章は1楽章からは想像もつかない優雅さと刹那さのある曲でしたが、
私のようなマーラー音痴は4楽章まではたどり着けなかった訳です。
第4楽章は好みなので、この楽章を取っ掛かりとして、5番は「好み」になりそうです。

最後にchikuma46のお好きな3楽章ですが、
ホルンの動機を受けて、木管が舞曲調の明るい主題を出します。
この主題に沿ってヴァイオリンが明るい長閑な旋律が始まり、チェロがそれに呼応して絡んできます。
各楽器で次々と演奏されていきますが、主題がゴチャゴチャしていて、流れが良く分かりませんでした。

chikuma46さんから、この3楽章の聴き方のポイントを頂けるとのことなので、
再度、聴こうと思います。

マーラーブルックナーやワグナーに影響を受けたと書いてありますが、ワグナーなら「そうかも」と思いますが、ブルックナーの影響となると「ほんと!」と思ってしまいます。
ブルックナーは大好きで、CDは35枚ほど持っていますが、4番・7番を特に聴きますネ。
たぶん、この違いを本当に理解したら、マーラーの良さが再認識出来かもしれません。

私の交響曲の好きなポイント(第1バイオリンから呼応して第2バイオリン、ビオラ、チェロ、バスへ、
そこに金管が入り、クライマックスは打楽器も入り、全楽器が絡み合い・溶け合い・・そこで感動!)
を変えて、音でなく、曲を聴くようになる、キッカケになるかもしれません。