JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

モーツァルト ピアノ協奏曲第23、24番

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曲目
 モーツァルト(1756-1791)
 ・ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
 ・ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
演奏
 クリーヴランド管弦楽団
 内田光子(ピアノ、指揮)
(録音:2008年)

11月19日の内田さんのコンサート会場でこのCDを購入しました。
僕は日本盤CDは中古しか買わないことにしていましたので、今回も会場でのCD販売では、CDのチエックするだけでしたが、会場の椅子に座りプログラムを見ると、この日本盤CDはSHM-CD仕様であると書いてあったので、休憩時間に購入してしまいました。

演奏は、通常の日本盤CDに有りがちな、広がりの無さや高域の尖がり、中域の薄さは有りませんでしたが、今ひとつ、臨場感→迫力と透明感が欲しかったと思いました。
外国盤はどの様な音なのか、懐が暖かくなったら購入して比較したいと思いました・・・・本当にSHM-CDは良いのか?。

この最新録音のCDは、なんと弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番と第24番です。
伴奏はクリーヴランド管弦楽団
23番は22年ぶり、24番は20年ぶりの再録音で、まさに待ちに待った録音です。

近年のモーツアルト演奏は速めのテンポでの演奏が多くなりましたが、
内田さんの録音は、こうした傾向でなく、重圧なオケと落着いたテンポで演奏されています。
音質と全体的な落着いたテンポが旧盤に比較して魅力を高めています。
また、弱音の表情付けに拘った演奏で、サッと流してしまうところが殆ど有りませんでした。
オケとの関係も、オケとピアノが対峙するというのではなく、室内楽のような演奏が繰り広げられており、弾き振りの良さが出たのだと思いました。


大英帝国勲章DBE「デイム」叙勲決定!> 
モーツァルト弾きとしての功績を認められた「デイム・ミツコ」!
内田さんは幼いころよりウィーンで暮らしていました。
1963年ウィーンでのデビュー・リサイタル以来ヨーロッパで活躍してきました。
1980年代にはモーツァルトのピアノ・ソナタ連続演奏会や主要ピアノ作品の録音などで一世を風靡し、モーツァルト弾きとしての名声を確実なものにしました。その後、ベートーヴェンシューベルトといったモーツァルトからの流れを受け継いだ作曲家の作品を採り上げる一方、ベルク、シェーンベルクから現代音楽まで、幅広いレパートリーを演奏し、世界中の聴衆を魅了してきた内田光子が、これまでの功績を讃えられ、イギリス政府から日本人初となる大英帝国勲章「デイム」を授与されることになりました。