JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

モーツァルト/ピアノソナタ12番K.332/内田光子&ピリス

ピアニストRebeCcaさんのブログで、「体力ばかり消耗」に
http://blogs.yahoo.co.jp/mymusicaldiary/10860214.html
モーツァルトピアノソナタ12番についての投稿が有りました。

・・・・以下ブログより・・・・。
『ところで、私が「モーツァルトに悪魔を感じる」という発言をよくすることに疑問を抱かれる方が時折いらっしゃいますので、一例を挙げてみましょう。
イメージ 1
この譜面の2小節目、3拍目。ここでA♭にする必要が無いじゃん!と私は思ってしまうのです。3拍目をAにし、4拍目をA♭でも十分に転調は可能で、自然なのに…と思うのです。でも、私の考え方は音楽理論的に間違っているのかも知れませんけれど。ただ、これが私にはゾッとする音なのです。ほんの一瞬生じるこの音が私には不気味、悪魔的に感じるのです。』

モーツァルトに悪魔?との記事に、僕はとても興味が湧きました。
そこで、譜面の場所についてお聞きしたところ、ピアノソナタ12番K.332の二楽章、25小節目の3拍目第一音とのことでした。

ピアノソナタ12番K.332は拙宅には4枚有りますが、
1.内田光子
2.ピリス
3.グールド
4.Klara Wurtz
今回は、内田光子さんとピリスさんの2曲を聴く事にしました。

僕は歌うピアノは嫌いです。
男性ピアニストのモーツァルトは”歌う”人が多いので、
もっぱら、女性のピアニスト、内田さんとピリスさんを良く聴きいています。

さて、両者の曲を聴いたのですが、違和感は全然感じられませんでした。
多分、気に入った演奏は素直に心地よく耳に入り、
嫌な演奏は、左手が弱いだの、音が濁っているだのと、批評が先走るからだと思います。

残念ながら僕にはRebeCcaさんの指摘は分かりませんが、
あのモーツァルトがミスを犯すとは考えられず、
1.ワザと潜ませた←『音楽の冗談』。
2.ピアノ調律が現在とは異なるから?。
の可能性を考えました。

今回、久しぶりに楽譜を見ながら聴きましたが、
今まで、主旋律しか聴いていなかったんですね。
勿体ない聴き方をしていた事が、つくづく分かりました。