JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

「N響指揮者 サヴァリッシュをしのんで」 ベートーヴェン/交響曲 第7番

N響指揮者 サヴァリッシュをしのんで」

2013年3月10日(日)
3:00pm ~ 4:30pm NHK Eテレ

NHK交響楽団の桂冠名誉指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュさんの死を悼んでの特集番組。
NHKで放送したドキュメンタリーやN響定期公演の模様、そしてN響楽員たちのインタビュー、N響との最後の公演を終えた2年後に自宅で語った日本への思い、N響への愛情あふれるインタビューなどを交え、NHK交響楽団の発展に多大な貢献をしたサヴァリッシュの素顔と名演をお送りする。

2004年11月13日NHKホールで収録された最後のN響定期公演から、ベートーヴェン交響曲 第7番 イ長調 作品92》を演奏。


僕の7番の愛聴版は、C.クライバー/ウィーンpo(75,76)ですが、このサヴァリッシュを聴き、N響をここまで鳴らす実力には、感服しました。
交響曲第7番は、下手をすれば凡庸とも言えるようなゆっくりとしたメロディで展開していきますが、ベートベン特有の緊張感が最後まで続きます。
第1楽章の中盤ごろから「シチリアーノ」と呼ばれる舞曲の形式を取り込んだテンポのいいパートに入ると歌心有る彼の本領が発揮されます。
このシチリアーノから始まる「楽曲全体の舞踏」と呼ぶべき流れで、ぎっしりと舞曲の楽しさが詰め込まれた楽曲を素晴らしい演奏に与えてくれました。

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