JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

JBL 4343Aの購入(思い出)

JBL 4343Aの購入(思い出)
4343Aの型番は存在しません、その後に発売された4343Bと区別するために"A"を付けました。

JBL 4343Aの購入前のシステムは、
CDトランスポート(CEC TL-2)
DAC(ESOTERIC D30)
プリアンプ(ACCUPHASE P270V)
パワーアンプACCUPHASE P500L)
スピーカ (HARBETH HL-Compact)

1998年に職場のI氏から、JBL 4343Aを譲りたいとの話が有りました。 拙宅のアンプ程度を持っている人に使って欲しいとの事でした。

現有のスピーカ (HARBETH HL-Compact)は気に入ってたので、1本70Kg以上する4343Aはあまり気が進みませんでした。

しかし、
ネット等で調べた結果、かなり良いスピーカだったのと、僕を選んでくれた事もあり承諾してしまいました。

交渉の結果、現有のスピーカ (HARBETH HL-Compact)の交換で、送料込み10万円で話が付きました(後日、I氏からチューナ (KENWOOD L-02T) をプレゼントして頂きました)。

早速、4343Aを鳴らしたのですが、ボロボロな音!!。
I氏に、もう少し柔らかい音が出ないか相談したら、線材を購入すればJBLの内部配線張替をしてくれるとの事。 早速、秋葉原(小柳出電機)で、6N 25m(\970/m)を購入し、実施して頂きました。
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透明感があり、しかも存在感が前よりも出てきましたが、しかし、まだ・・・。
JBLのインシュレーターは安物の煉瓦の上に10円玉を乗せていましたので、石のインシュレーターとフローティング・インシュレーターを購入(2004.7/28)しました。 高く隙間が出来たので、見栄えは悪いのですが、クッションを挿入。

JBL4343のインシュレーター写真
イメージ 2

1.石インシュレーター 御影石円筒(直径10㎝×高さ10㎝)8個 
  株式会社エム・ジー関ヶ原
2.フローティング・インシュレーター
  インフラノイズ MR909 8個 \70,000
2003年02月 発売
◆スピーカーの下にも使用可能な大型モデル。
◆磁力の反発力で浮遊状態を可能にしたフローティング・インシュレーター。
◆ゴムやプラスチックのような反発力を持たず、圧力分散特性を持つダンパー素材『ヴィスコエラスティックポリマー』を採用。
◆『ネオジュームマグネット』による磁気浮上と相まって理想的なフローティング・インシュレーターを実現。
◆従来除去するのが不可能であった数Hz以下コンマ数Hzまでの不要振動までも取り去ることができるようになりました。
◆実際に機器の下に装着すると、薄型のため目立ちません。
◆空間感の表現、音の分解能やスピード感が増し、低域もぐっと下まで伸び、S/N感が良くなり、情報量も大幅に増えます。
◆具体的には再生音が静かになり、見通しが良くなって音場が広がります。また付帯音がなくなり音が鮮明になります。
◆アンプ、プレーヤー等のアナログ機器はもちろん、CDプレーヤーやD/Aコンバーター等のデジタル機器にも効果的。
■ 仕 様 ■
寸法:直径75mmx高さ17mm
荷重:20kg(1個当たり)

少しは落ち着きましたが、今一つ・・・。
JBLをバイアンプで使用するため、外部ネットワーク購入を逸品館にしましたが、JBL 4343Aで外部ネットワークを組むのは勿体ないとの返事でした。
そこで、再びI氏に相談すると、外部ネットワークを使用しないで、内部のクロスオーバーを利用出来るとのこと。

早速、改造?をお願いし、高域用のアンプの購入に取り掛かった
狙いは勿論、ACCUPHASEのA級アンプでした。
当時発売中のACCUPHASE A-20は音に甘さが無く、発熱も半端では有りません、暫くは、P500Lのスピーカー出力AとBでのバイアンプ接続をする事にしました。

スピーカーケーブルはMIT T-2s 2.4mを使っていましたので、早速もう1セットを購入し、見かけの?バイアンプ接続完了です。
音は前よりも良いような気が・・・。

バージョンアップした、ACCUPHASE A-20Vは音も良く発熱も弱いので、2003年1月2日の初売りで安く販売していた御茶ノ水に行き購入。 
当時住んでいた大宮まで、くそ重いA-20Vを手で持ちながら、JRを乗継いて持ち帰りました。 当時、まだ若かったから出来たのでしょうか、今でも大変だったのを覚えています。

早速、JBLにバイアンプでACCUPHASE A-20V(中高域用)とP500L(低域用)を接続しました。
やっと、頭で考えたセッティングが完了しました。
・・・音は、大満足!です。 

暫く経って、地震が有り、JBLがガタガタします、体を横にして、右手と右足で押えました。 シンドカッタですが、ビックリしました。

そこで、不安定な石のインシュレーターを諦め、RASKのJBL用スピーカーボード I-6444WX(定価135,450円)を\40000+送料\2100で購入。
石の間に挟んでいたインフラノイズ MR909は廃棄しないで、JBLとボートの間に使う事にしました。
・・・この石、今は、かみさんの家庭菜園のグッズで使われています(涙)。

スピーカーボード I-6444WX写真
2枚組セット
寸法:685(W)×485(D)×45(H)mm 重量:14.0kg
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ゴトウ総合音響にローテル アンプのオーバーホールの件で電話しましたが、その時 ラジオノイズカット http://homepage3.nifty.com/audio-goto/radiocut.htm を進められ、購入してしまいました。
低域に付けると良いとホームページに書いて有りましたが、低域はあまりいじりたくないので、付けるのは高域にしました。

気分的には良く成った感じがしましたので、今でも付けっぱなしです。
でもこんな物で\16800+送料\250でした(涙)、買って良かったかは分かりません。
でも、当時は熱意が相当有ったんでしょうネ。

ラジオノイズカット接続写真
イメージ 4

JBL 4343Aの修理
忘れもしません、平成13年12月28日の夜でした。
正月休みが始まる!お祝いだ~と、
チャイコフスキー1812年を大音量で聴いて居た時、キャノン砲が数発なった後、
再生音がグズグズ。調べるとウーファーのエッジ破損!

サウンドデン(SOUNDDEN.com 082-233-7777)に連絡すると、
1.エッジが寿命なので、ウーファとミッド4本をエッジ交換した方が良い
2.エッジ交換はウレタンより、セーム皮の方が寿命が長いのでお勧め
3.アルニコは磁気寿命が短いので、再着磁を勧めたい
4.純正のスピーカ接続端子は安物なので、良い部品が有り交換しましょうか?
上記の4点のアドバイスを受けました。

始めは、破れた1本のみのウーファ修理だけを考えていましたが、
考えた挙句、再磁を含めてアドバイス通りに依頼しました。

店名:サウンドデン
修理:ウーファ ミッド 計4台
金額合計 119400*1.05=125,370

日程:H13.12/29日サウンドデンから梱包材送付
      30日自宅受理
      1/6日16時送付 ヤマト依頼
       7日サウンドデン
       21日自宅着