JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

JBL4343アッテネーター調整

入院から帰って来た、CDトランスポート CEC TL0 ですが、
CD再生すると、以前のフワーとする柔らかい音とは異なり、
所謂、高級オーディオの音、つまり、定位が上がり明瞭な音に成りました。
僕が勝手に表現する「部屋の色」が変わらないのです。

多分、エージング時間(メーカ18時間)も関係してるとは思いましたが、
JBL4343アッテネーターの調整をする事にしました。

アッテネーター調整の開始に当たり、
ドライバーで右左90°以上、グリグリ30回位、回転します。
左右で6ヶ所もやるのは大変ですが、滅多にない調整時に実施しました。

調整の基準としたのは、STAXのヘッドフォンです。
アッテネーター調整の前に選択したCDをヘッドフォンで十分に聴いておきます。
この時、プリアンプのMODE SELECTORをSTEREOと同様にSTEREO REVでも聴いておきます。
STEREO REVではスピーカの逆相接続で正相より左右に引き伸ばされた音になる筈です。

McIntosh C22のMODE SELECTOR
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まず、CDを選曲します。
>MID
重低域が有るCD:サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」
>HIGHT
バイオリンソナタモーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番 パールマン(イツァーク)
>ULTRA HIGHT
女性ボーカル:五輪真弓 恋人よ

調整し易い様に、プリアンプのMODE SELECTORを、
左スピーカーの調整では L To L&R
右スピーカーの調整では R To L&R
選択します(McIntosh C22の場合)。

プリアンプのBALANCEで音が中央に成るように設定すると、
正確ではないが、左のアッテネーター位置を右に合わせる事により、多少手が抜ける。

McIntosh C22のBALANCE
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*このバランスでは、そろそろ真空管の交換が必要かもしれません。

MID・HIGHT・ULTRA HIGHTの3つを-∞(消音)にします。
これを実施すると、38cmのウーファだけが鳴ります。

<MIDの調整>
始め、低音はスピーカから這いずって聞えますが、中程から出る様に少しずつ上げます。

<HIGHTの調整>
STAXヘッドホーンの音を記憶します。
バランスのイメージをしっかり頭に入れ、ヘッドフォンで感じる響きに似るよう4343を調整する。 

わからなくなったら、4343とヘッドフォンを交互に鳴らす。

バイオリン等が耳を突き刺さないよう、また あまり弱いと鮮度感がなくなり低域もこもります。

<ULTRA HIGHTの調整>
同様に、STAXヘッドホーンの音を記憶します。

ULTRA HIGHTでは音の余韻を鮮明にします。 弱いとくすんだ響きになります。

2014.4/11(仮設定時)
MID 12:00
HIGHT 11:00
ULTRA HIGHT 12:00

2014.4/13(アッテネーター調整後)
MID 12:00
HIGHT 10:30
ULTRA HIGHT 11:30

左アッテネーター
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右アッテネーター(左に合わせました)
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アッテネーター調整についてアドバイスが有れば教えて下さい