ラジオ深夜便(NHK)から

ゲストは山本一力(作家) さんでした。

彼は45歳過ぎてから作家を目指して、2002年に時代小説『あかね空』で直木賞を受賞した作家です。
彼の時代小説の台詞はなんと落語からとのこと、まさか落語をこの様に利用するとは
思いもよらぬ事でした。
　
しかし、成功するまでの道のりは平たんなものではなかったようです。
逆境を生き抜いてきた彼の、苦しい生活を支えた物事に対する向き合い方や、
人生観などを語ってくれました。

彼の信条は「威張らない」事だそうです。
アナウンサーの話からも、世間でのその評価は十分に有ると伺えました。　　
また、中学時代に新聞配達していた寒い日の話で、おばさんが暖かい飲み物をくれたは、
今でも温もりを感じていると、山本さん。　
その行為は自分のためで無く、相手に対しての思いやりが有ったからだとも。

彼の声は押し付けがましくなく、物静かで、しかし淡々と説得力のある良い声です。
禅の説法を彼がしたら、良い話が聞けそうに感じました。

色即是空
空即是色

欲望はすなわち心を虚しくさせる
しかし、無欲はすなわち心の充実を与える
　　　　　　　　　－僕の解釈です（ちがってっかな・・・）。
の世界でした。

もっと知りたい方は、きむこさんのブログに「般若心経を知ろう」があります。
　　　　http://blogs.yahoo.co.jp/rynst_kimuko/766245.html