JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

10/02'06 『シャコンヌ』と『枯葉』/ユーシア・クァルテット

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フォーマット: SACD
組み枚数: 1
発売日: 2006年09月23日
カタログNo: NF63101
レーベル: Fine Nf *classic*
売国: 日本
その他: ハイブリッド,

曲目
1 パーセル:シャコンヌ ト長調 (ブリテン校訂版)
2 ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 作品36 シャコンヌつき
3 武満 徹:ア・ウェイ・アローン
4 コズマ:枯葉 (武満徹編曲

ユーシア・クァルテット
 高木和弘(1st vn)
 ヤンネ舘野(2nd vn)
 小倉幸子(va)
 アドリアン・ズィトゥン(vc)

録音:
2004年7月19-21日、びわ湖小ホール
2003年7月11-12日、京都府民ホール「アルティ」

録音プロデューサー: 西脇義訓
バランス・エンジニア:福井末憲

SACD Hybrid
Stereo/Multichannel
Pressed by Sonopress, Germany

弦の録音が素晴らしいです。
弦の得意なオーディオをお持ちの方には、特にお勧め。
部屋の空間が「がらっ」と変わります。


HMV レビュー>
ユーシア・クァルテット~『シャコンヌ』と『枯葉』(SACD)
長岡京室内アンサンブルから生まれたSQ界の新星。没後30周年のブリテンと没後10周年の武満をフィーチャーした衝撃のデビュー盤!
青木十良で話題沸騰中の「fine NF」レーベルから待望のSACDハイブリッドの新作が登場します。
ユーシア(EUSIA)とは、4人の出身地であるヨーロッパ(EUROPE)とアジア(ASIA)、そして出会いの場であるアメリカ(U.S.A)からの合成語。1999年、ルーズベルト大学シカゴ芸術音楽院の教授に着任した森悠子(ご存知長岡京CEの音楽監督)の元に運命的に集った若者4人の記念すべきデビュー盤です。4人とも長岡京CEのコア・メンバーですが、ここに新しい個性として飛翔することとなりました。
 シカゴ芸術音楽院で森悠子のもと弦楽四重奏団としても鍛えられたユーシア・クァルテット。2001年5月米国インディアナ州サウスベンドで行われた「全米フィショフ室内楽コンペティション」でゴールド・メダリストとなります。その折演奏したのがブリテン弦楽四重奏曲第2番で、難曲として知られるこの作品で「誠実で精巧、独創性豊かな雰囲気が見事に保たれた演奏」と絶賛されました。彼らには、固定された弦楽四重奏団としてデビューする道も開けたのですが、まだ若く無限の可能性を持ったひとりひとりがそれを望まず、それぞれが世界中のオーケストラのコンマス及びメンバーとして活躍しています。そのため、デビュー盤には少々時間がかかったのですが、2006年、レパートリーにフィーチャーされているブリテンと武満それぞれのアニヴァーサリー・イヤーに待望のリリースとなります。
 今年没後10周年を迎えた武満徹は、ブリテンと共に20世紀を代表する作曲家として、今や世界中から認められていますが、その武満徹の『ア・ウェイ・アローン』と共に、武満徹が自ら編曲した『枯葉』を後半に収録しているのが、このディスクのもうひとつの魅力といえます。作曲家武満徹の原点は、戦時下にSPで聴いたシャンソンでした。秋をこよなく愛した武満徹の『枯葉』の、限りない美しさと悲しさを、ユーシア・クァルテットの演奏は漂わせています。
 若々しくありつつも、独特の「哀愁」までも表現するユーシア・クァルテット。これをお届けするには、もちろん卓越した録音技術とのコラボレーションあってこそ。最近、多くのメディアに取り上げられているfine NFレーベルならではの最高位録音クオリティーが本領を発揮しています。(ユニバーサルミュージックIMS)