JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

シューマンの交響曲第1番 バーンステイン/ウィーンフィル

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ジャンル: クラシック
フォーマット: CD
組み枚数: 2
発売日: 1998年07月15日
カタログNo: POCG3906
レーベル: ユニバーサル ミュージック
売国: 日本

曲目
1 交響曲第1番変ロ長調
2 交響曲第2番ハ長調
3 交響曲第3番変ホ長調 ライン
4 交響曲第4番ニ短調

シューマン交響曲は、第4番好きで、3番は時々、1・2番に至ってはあまり聴いていません。
オーディオの友人の蓮田K氏のメールで、触発され、本当に久しぶりに聴きました。

シューマンは良いです。
曲が僕には合っているようです。


<K氏のメールから>

さて春の午後遅くの頃のなんとも言えぬ気分があるやろ。
ぬくいような気だるいような・・・・・
それを見事に表現した交響曲があるんやで。

シューマン交響曲第1番や。
「春」と言う標題が付けられている場合もある。

最初は標題を付けていたらしいんやが発表の直前になって標題を
外したらしい。
第1楽章は「早春」冬から解放されていっせいに花が咲くような華や
かな躍動感に満ちた曲想が展開される。
第2楽章「夕景」はこの春の気だるいようなもの憂いような気分が
横溢する。
第3楽章「楽しい遊び仲間たち」・第4楽章「春爛漫」は躍動感一杯
ちゅうところや。全楽章続けて演奏される。

シャルル・ミュンシュ指揮・ボストン交響楽団というのが実に爽快。
さすがにライプチッヒ・ゲバントハウスのコンサートマスターだった
だけのことはある。

次はフランツ・コンヴィチュニー指揮・ライプチッヒ・ゲバントハウス・
オーケストラのものや。むかしフォンタナちゅうレコードの廉価盤で出
てたのが今はボックスセットになって出ていて樹公庵から贈られたの
を持っている。
がっちりとした構成感のいかにも本場の実直なドイツっちゅう見事な
もんや。

3番目はラファエル・クーベリック指揮・バイエルン放送交響楽団
4番目はウォルフガング・サバリッシュ指揮・ドレスデン国立歌劇場
オーケストラ。

別格官幣大社オットー・クレンペラー指揮・フィルハーモニアと
ジョージ・セル指揮・クリーブランド・オーケストラ。
クレンペラーの第3番「ライン」も堂々たるスケール感で実に立派。
6月になるとメンデルスゾーンの「スコットランド」を聴き7月になると
「ライン」を聴くのが年中行事。

セルのものは例によって颯爽としている。
以前はソニーの音の硬い国産盤しか手に入らなかったけど輸入盤で
新装版が出ている。こちらの方が音がなめらか。
セルはシューマンを「最も偉大で純粋なロマン派の作曲家」と言う。
ピアノ協奏曲の最高の名演をレオン・フライシャーと残している人や
がな。

今流行のリッカルド・ムーティ指揮・ウィーンフィルはまるでコクがない。
曲との相性が悪いのやろか。

というわけでシュルル・ミュンシュのCDを探したらなんとこれが行方
不明やがな。えらいこっちゃ。
いま聴いているFM放送が終わったらミュンシュのを掛けよう思てるの
に・・・。

天下のウィーンフィルにはあのバーンステインの全集もある。
この人の1番は実に大げさなもので強弱の幅を大きく取ってごっつい
演奏を展開する。
いくら春になったからゆうて何もこんなドンちゃん騒ぎをすることはない
のにな。
全体にこってりした味やが聴いておもしろい。