シューベルト3つの小品(即興曲) D.946 第2曲 変ホ長調 /内田光子
特に、内田さんのピアノは何故か惹かれます。
久しぶりに聴きました・・・・。
良かったです!!。
久しぶりに聴きました・・・・。
良かったです!!。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
内田光子のシューベルト第3弾はソナタ21番。今年はシューベルト生誕200年ということでさまざまな企画がめじろ押しだが、この選曲もそういう意味をもたせているのだろう。前回と同様ウィーン、ムジ一クフェラインに彼女自身のピアノ(スタインウェイ)を持ち込み、ホール内の残響を綿密にコントロールさせている。いろいろな意味で徹底した作り方をされていて、密度の濃い、重みのある1枚であると思う。
内田自身、あるインタビューで「(演奏中)内田光子が弾いているということを最終的には人に見せる必要はない。作曲家の思いの一環を伝えられれば十分」(「グライツィア」97年3月号)というようなことを述べているが、いたずらに表現過剰に陥ることのない、だが、細部まで隙間なく血が通っている、心強い演奏。特にこのソナタは、彼女の魂がシューベルトにそっと寄り添っているような気がするくらい、細やかな自然な優しさに満ちた、心動かされる演奏だ。 (井上郷子) --- 1997年10月号
内田光子のシューベルト第3弾はソナタ21番。今年はシューベルト生誕200年ということでさまざまな企画がめじろ押しだが、この選曲もそういう意味をもたせているのだろう。前回と同様ウィーン、ムジ一クフェラインに彼女自身のピアノ(スタインウェイ)を持ち込み、ホール内の残響を綿密にコントロールさせている。いろいろな意味で徹底した作り方をされていて、密度の濃い、重みのある1枚であると思う。
内田自身、あるインタビューで「(演奏中)内田光子が弾いているということを最終的には人に見せる必要はない。作曲家の思いの一環を伝えられれば十分」(「グライツィア」97年3月号)というようなことを述べているが、いたずらに表現過剰に陥ることのない、だが、細部まで隙間なく血が通っている、心強い演奏。特にこのソナタは、彼女の魂がシューベルトにそっと寄り添っているような気がするくらい、細やかな自然な優しさに満ちた、心動かされる演奏だ。 (井上郷子) --- 1997年10月号