JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

番外:Hans Rott: Symphony in E Major (YouTube)

Hans Rott: Symphony in E Major -
Radio Sinfonieorchester Wien, Dennis Russell Davies

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I Alla breve
II Sehr langsam
III Frisch und lebhaft
IV Sehr langsam belebt

説明
内容紹介
交響曲ホ長調

ロットはウィーンでブルックナー等に学び、マーラーのお友達でもありました。22歳の若く繊細な作曲家は渾身の交響曲(55分)を完成し、ブラームスに見せますが、「美しいところもあるが、くだらん部分が多すぎる。美しいところはお前が書いたんじゃなかろう」とボロクソに言われます。その後しばらくして、旅行中のロットは「ブラームスが列車に爆弾を仕掛けた」と口走り、発狂してしまいます。そして自殺未遂を図り、命は取りとめたものの、結局26歳にも満たない若さで果てました。1980年代後半に楽譜が再発見されたこの交響曲は、基本的にブルックナーワーグナー路線の音楽ですが、マーラーを先取りしたような第3楽章を経て、第4楽章の8分過ぎから、ブラームスの第1交響曲の第4楽章そっくりの主題が朗々と現れます。ブラームスが美しいところもあると言ったのは、どこだったのでしょう。若い作曲家が張り切って、大好きな先輩たちの曲をお手本に、何でもありの交響曲を作っちゃいましたという感じですが、壮大に盛り上がるフィナーレなど、どうしてどうして、なかなかの感動の巨編です。ブラームスがもう少し優しく接してあげていたら、この才能は豊かに羽ばたいたろうにと惜しまれます。
アーティストについて
デニス・ラッセル・デーヴィス指揮
ウィーン放送交響楽団



堀内淳さんのブログで、
ハンス・ロットについての記載が有りました。
マーラーは第一交響曲の楽譜を頻繁に借り研究したそうで、自身の第一番「巨人」でロットを引用しているとある。しかしじっくり聴くなら「巨人」だけではなく様々な旋律が模倣されたものであることに気がつかされる。」

と、書いてあったので、興味を持ち、購入を検討しましたが、
再度、コメントを見ると、「ハンス・ロットはyoutubeで幾つか聴けます」
との情報を頂き、早速ダウンロード。

wavでリッピングして、CDに焼きました。
音は、良く入っていて、中々、良い曲です。

この曲を聴きましたが、堀内淳さんの仰るように、初期のマーラーを彷彿します。
お陰様で、クラッシックを一歩進めました。