JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

Hans Rott/交響曲第1番

ハンス・ロット/交響曲第1番
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情報
演奏: ミュンヘン放送管弦楽団
指揮: ヴァイグレ(セバスティアン)
作曲: ハンス・ロット(Hans Rott)
ディスク枚数: 1
レーベル: BMG JAPAN
収録時間: 67 分
録音:2003.12/4 2004.1/7 ミュンヘンバイエルン放送局 第一スタジオ

交響曲第1番ホ長調
01 Alla breve
02 Sehr langsam
03 Frisch und lebhaft
04 Sehr langsam belebt

05 管弦楽のための前奏曲ホ長調 (世界初録音)
06 「ジュリアス・シーザー」への前奏曲 (世界初録音)

マーラーの親友であり、やがて精神を病み、26歳で夭折したロットの交響曲第1番は、1989年に世界初録音を敢行したザムエル盤(英ハイペリオン)がリリースされた際に、その循環主題が映画『エデンの東』のテーマに似ていたことでも話題になった作品。
ヴァイグレのアプローチは、速めのテンポ設定で、スコアをバランス良く鳴らしているのが印象的。
最初の2つの楽章は、ともすれば今までに出た半ダースもの同曲のディスクが、なるべくブルックナーワーグナーの痕跡を感じさせずにロットの独自の才能を感じ取らせようと骨折っていたのに対し、当盤はドイツ風の深々とした音色で両者からの影響をそのまま打ち出すことによって、若き作曲者が張りめぐらした起伏の妙を浮き彫りにしているのである。
マーラースケルツォを先取りしている第3楽章の味わいもすばらしい。
廉価盤であるのにもかかわらず、充実した解説も読み応え満点だ。
「CDジャーナル・レビュー」より (満津岡信育) --- 2004年10月号



ハンス・ロット:交響曲第1番のCDを3枚聴きました。
お勧めは、このヴァイグレ盤です。
バランスといい雰囲気といい、音もかなり良いです。
そして、おまけ?に、世界初録音の管弦楽のための前奏曲ホ長調と「ジュリアス・シーザー」への前奏曲の2曲も有ります。

出来れば、
管弦楽シンシナティフィルハーモニア管弦楽団 指揮:ゲルハルト・サミュエル
管弦楽:ウィーン放送交響楽団 指揮:デニス・ラッセル・デイヴィス
の2曲も比較のために有った方が良いと思います。

お勧め
ヴァイグレ盤>サミュエル盤>デイヴィス盤
但し、デイヴィス盤はYouTubeからCDにしたので、参考程度にしてください。

CDの評価は下記も参考にしてください。
http://fake-planet.chokki.info/Hans%20Rott%20Room.htm