JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

オフィチウム

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オフィチウム
ザ・ヒリヤード・アンサンブル
<登録情報>
演奏: ガルバレク(ヤン)
作曲: デュファイ, モラーレス, リュー, ペロタン
CD (1994/9/24)
ディスク枚数: 1
レーベル: ポリドール
収録時間: 77 分
ASIN: B00005FHP2
<曲目リスト>
1. わたしを見逃してください,主よ(モラーレス)
2. はじめは(作者不詳)
3. サンクトゥス(同)
4. とこしえに統べる方を(同)
5. 救いなるいけにえよ(リュー)
6. 寝屋から出て来た花婿を(作者不詳)
7. この上なく美しいばらが(同)
8. わたしを見逃してください,主よ(モラーレス)
9. 祝せられた胎よ(ペロティヌス)
10. いばらの茂みから生じたばらよ(作者不詳)
11. クレード(同)
12. 幸あれ,海の星よ(デュファイ)
13. かの処女はむちで打たれ(同)
14. 預言者エレミアの祈り(同)
15. わたしを見逃してください,主よ(モラーレス)


ノルウェー出身のヤン・ガルバレク(sax)と、英国のヒリヤード・アンサンブル
共にECMレーベル所属という縁から、93年に初のコラボレーション作『オフィチウム』の録音。

古楽とジャズ即興の融合から生まれる独自の音響美で好評を博し、クラシックやジャズにとどまらない、
ジャンルを超えた音楽を作っています。

グレゴリオ聖歌ベースに展開される、アンサンブルの静粛さに ガルバレクがテナーとソプラノサックスで、独特のソロやアンサンブルとの綺麗なハーモニーです。

やわらかいサックスの音色は人の声に似てしていますが、
グレゴリオ聖歌の透明で厳かで隙の無い完成された宗教音楽に、
サックスが溶け込んだ弩迫力にびっくりしました。

サックスが上手い下手なレベルをはるかに超越して、新たな世界を作り上げています。