日韓通貨スワップ打ち切り 韓国メディアは筋違い報道
日韓通貨スワップ打ち切り 韓国メディアは筋違い報道
夕刊フジ(2013年6月25日17時12分)
http://news.infoseek.co.jp/article/25fujizak20130625009
夕刊フジ(2013年6月25日17時12分)
http://news.infoseek.co.jp/article/25fujizak20130625009
通貨危機などに韓国と外貨を融通し合う「日韓通貨交換(スワップ)協定」について、財務省は24日、130億ドルの融通枠のうち、7月3日に期限切れを迎える30億ドル(約3000億円)分は延長しないことで合意したと発表した。ぜい弱な韓国ウォンを安定させるため、日本による韓国支援といえる協定だけに、韓国経済の先行き懸念も浮上しそうだ。
今回の30億ドル分をめぐり、韓国銀行の金仲秀総裁は「日韓双方にとって利益になるなら(協定延長は)可能」といった態度で、日本の親韓派議員の一部にも協定延長を模索する動きもあった。
一方、総務大臣政務官の片山さつき氏などは夕刊フジの取材に「『日韓双方に利益になるなら』なんて、とんでもない。日韓通貨スワップの実質は、日本による韓国への信用補完です。日本から延長をお願いする筋合いはありません」と語っていた。
結局、韓国側から延長要請がなかったため30億ドル分は打ち切りとなったが、韓国メディアは「日本が政治的に利用してきた」「安倍政権の『右傾化』とも無関係ではない」などと筋違いの報道をしている。