JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

2014年の薬剤師国家試験の合格者を発表

合格率は約6割へと、衝撃的に低下

 厚生労働省は2013年3月31日、第99回薬剤師国家試験(3月1日、2日に実施)の合格発表を行った。受験者数1万2019人に対して合格者は7312人で、合格率は60.84%だった。13年の合格率は79.10%で12年の88.31年より9ポイント低下していたが、14年の合格率はそれよりもさらに18ポイントの低下という厳しい結果となった。合格者の実数としても13年の8929人から約1600人減っており、薬局や病院などでの薬剤師採用計画に甚大な影響を及ぼしそうだ。

 今回の薬剤師国試は、薬学6年制課程修了者を対象とした3回目のもの。6年制の新卒者の合格率は70.49%で、13年の83.60%(6年制卒として集計)を大きく下回った。ちなみに、14年は6年制新卒者と6年制既卒者を別に集計しており、6年制既卒者の合格率は39.85%、その他は13.24%だった。

 合格率を設置主体別に見ると、国立が69.95%(13年は81.20%、12年は81.64%)、公立が70.98%(同84.06%、89.22%)、私立が60.08%(同78.89%、88.79%)と、いずれも前年より大きく低下した。大学別の合格率では、上位から金沢大学の92.50%、名城大学の85.37%、昭和薬科大学の82.48%、武蔵野大学の82.35%、京都薬科大学の81.63%となっている。最も低いのは第一薬科大学の13.22%。合格率が50%未満の大学が16校もあった。