JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

5/23'05 ブラームス・後期ピアノ小品集

イメージ 1演奏: グリモー(エレーヌ)
ワーナーミュージック・ジャパン - 2002/10/23
1.幻想曲集op.116
2.3つの間奏曲op.117
3.6つのピアノ小品op.118
4.4つのピアノ小品op.119

グリモーは、かなりの美人です。僕はドーモ美人に弱いのですが、彼女はなんと、狼と暮らしています。
しかし、そんな彼女ですが、ブラームス・ピアノ小品集を繊細でエレガントに弾きこなしています。
ともすれば重くなりがちなブラームスを、さらりとした雰囲気で弾いていますが、
でも、すばらしいロマンチックな感性と、力強いテクニックです。
そのテクニックを見せびらかす(歌いすぎ)のではなく、ブラームスの音楽を心から愛していると感じさせます。
内田、ピリス、アルゲリッチ素晴らしい女流ピアニストの次世代ピアニストとして期待したい人です。

<エレーヌ・グリモ->
両親は共に大学教授であり、学業を放棄して音楽に専念することのないよう勧
めた事も有って、大学で動物生態学を学んだが、偶然の出会いからオオカミに
魅了され、野生オオカミの行動や生態、さらにその社会について研究し、野生
オオカミの保護活動にも取り組んでいる。
現在、アメリカ在住で、ニューヨーク州の郊外にある広大な土地に4匹のオオカミと
暮らしている。
  -ジャケットより引用-

1969年  エクス・アン・プロヴアンス生まれ
1982年( 9)ピアノを始める
       同地の音楽院で学んだ後、マルセイユでピエール・バルビゼに師事
1982年(13)パリ音楽院に満場一致の首席で入学
1985年(16)ジャック・ルヴィエのクラスをプルミエ・プリで卒業。同時に研究料へ
の進学も満場一致で許可。
ジェルジ・シヤーンドル、レオン・フライシヤーのもとで学ぶ
1986年(17)エクス・アン・プロヴアンス音楽祭に招かれる
1987年(18)カンヌのMIDEM、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭への参加、東京での
初リサイタル、さらにはダニエル・バレンボイムとの出会いなど、
       グリモーにとっては一大転機の年となる
1988年(19)バレンボイム/パリ管弦楽団と共演
1988年以降はロッケンハウス音楽祭に毎夏欠かさず招待され、マルタ・アルゲリッチ
      ギドン・クレーメル、ジェラール・コーセ、ハーグン弦楽四重奏団などと共演
1989年(20)ベルリン音楽祭にも初登場
1991年(21)同音楽祭に改めて招待されてデーヴィッド・シャロン指揮のベルリ
       ン・シュターツカペレと共演
1992年(22)ベルリン・フィルのメンバーとともに室内楽団として同音楽祭に参加

余談
残念ながら、日本では100年前にオオカミは絶滅しました。
他にも、絶滅の危惧される動物が沢山居ます。
本当に、残念です。