JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

ブライマー BRIMAR 13D5(12AU7,ECC82,CV4003) ペア購入

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ヤフオクで、denden95さん出品の12AU7を落札し、本日商品が到着しました。
昨日来て居たのですが、会議で帰宅が遅くなり、本日の配達になりました。
一概には言えませんが、オークションの商品の送付が速くなりましたネ。

さて、愛器のマッキンMC240に取り付け、早速音の試聴をしました。
以前に比べ前に出たようです。低域に迫力が出てきました。
パワフルになったのかもしれません。
音も、自然で心地良いです。
弦が以前に比べ、艶が乗った気がします。

再度、オークションに出ましたら、購入をお勧めしますヨ。
送料は、定形外の140円とEXPACKの500円が選択できます。
入札は2本で、6000円からの開始でした。希望価格は7000です。



出品者denden95さんのコメント
BRIMAR(ブライマー)の13D5は、ご覧のようなロングプレートの双3極管で、12AU7、ECC82等と同一規格の工業仕様品であり、12AU7やECC82より高規格で、12AU7A、E82CC、CV4003、5814に匹敵するとされています。
12AU7より約10%高耐圧ですから、安心して12AU7との互換が可能です。
13D5は1960年代に多く生産され、この2本もBRIMAR自身のイギリス工場によって造られた60年代のものです。
工業規格品ですが軍用品としても流用され、当時この球はMULLARDの有名な高規格ブランドである10MのCV4003として、またGENALEXのGOLD LIONとしてOEM採用されて、それらのブランドでも販売されました。
工業規格品番のため知名度は低いのですが、大変オーディオ用に向く増幅管としてマニアの間では定評があります。
本来大変希少な球ですが、約2年前にヨーロッパでNATOの軍用放出品として約15000本のBRIMARの未使用13D5が放出され、この13D5もその一部です。
従って過去2年ほどの間、供給量が増大したため、その高品質に見合わない低価格で売買されましたが、次第にそれらの流通品も姿を消し、価格は上昇しつつあります。
品質的価値で言えば、本来ペアで1万円以上になってもまったくおかしくない真空管ですが、軍用放出品であるため、未使用品とと使用品が混在しており、ロットもプリントロゴも必ずしも同一ではありませんから、その点をご了解の上御入札下さい。
コンダクタンスは大変優秀で、私のTV-7D/Uの測定では、棄却値56%のところ、通常新品のECC82の90%前後をクリアしており、60年代の高規格管の片鱗を伺わせます。
外観にとらわれず、実質的な音質差を求める方に、お買いあげ頂ければ大変うれしく思います。多くのECC82系の真空管を試された事がある本物指向の方なら、価格をはるかに凌ぐ価値をお認め頂ける自信があります。なお、数ペアあるためペア単位の増量も可能です。
また、プリントロゴが掲載写真のものよりきれいに残っている球もあるため、希望価格で落札して下さった場合は、ロゴが揃ったものをお送りするつもりですが、ペア取りのマッチングを優先するため、完全にきれいなプリント2本が揃わない場合もありますから、ご了解ください。
相互コンダクタンスは、前述の数値とはもちろん多少違ってきますが、90%前後のGmを確保している点は変わりありません。以上よろしくお願いします。