ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ
演奏: デュメイ(オーギュスタン),
ピリス(マリア・ジョアン)
CD (2002年10月23日) ディスク枚数: 3
レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
UCCG-1129/31
CD1
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番(2001/6)
2.ヴァイオリン・ソナタ第2番(2002/5)
3.ヴァイオリン・ソナタ第4番(2001/6)
4.ヴァイオリン・ソナタ第3番(2002/7)
CD2
1.ヴァイオリン・ソナタ第8番(1997/12)
2.ヴァイオリン・ソナタ第5番(1997/12)スプリング
3.ヴァイオリン・ソナタ第9番(2002/1)クロイツェル
CD3
1.ヴァイオリン・ソナタ第10番(2002/5)
2.ヴァイオリン・ソナタ第6番(2001/7)
3.ヴァイオリン・ソナタ第7番(1997/12)
()は録音年月
昨日、NHK BS-hi 23:40ハイビジョン特集「ベルガイシュからの風・マリア・ジョアン・ピリス・音の情景」が放映され、堪能しました。そこで、今日はピリスの曲をと、CD棚を見て目に留まったのがコレ・・・。
ピリスの顔も好きですが、ピアノを弾く姿も素敵です。
何故か、他のピアノストも弾く姿勢が良いです。
何故か、他のピアノストも弾く姿勢が良いです。
さて、CDですが、
録音が良いです。 デュメイのバイオリンと、ピリスのピアノが生き生きと奏でます。
おかげで、朝の気分は爽快です。
録音が良いです。 デュメイのバイオリンと、ピリスのピアノが生き生きと奏でます。
おかげで、朝の気分は爽快です。
HMV レビュー
1997-2002年デジタル録音。現在最高のデュオと賞されるオーギュスタン・デュメイとマリア・ジョアン・ピリスによるベートーヴェン:ソナタ全集。
フランクやドビュッシーなどフランスものにとどまらず、モーツァルト、ブラームス、そしてグリーグと、ヴァイオリン・ソナタの名作に次々と名演をものした名コンビ。
ベートーヴェンに関しても実演ではしばしば取り上げ、来日公演ではベートーヴェン・プロを披露して絶賛を博していただけに、当全集は室内楽ファンの間では長らく待ち望まれていたものでした。
演奏は、この名コンビが5年の歳月を費やして完成させたものだけに、まさに完璧と言いたい素晴らしい出来栄えです。
多くの美音ヴァイオリニストを輩出した「フランコ・ベルギー楽派」と呼ばれる流派の、現代における最高の担い手とされるデュメイと、繊細優美でありながら強い集中力で作品に迫るピリスの個性が絶妙に融合し、作品の表裏を細大もらさずフォローしていく様子には驚きですが、それでいて神経過敏に陥ることなく、端正な造形感を常に失わないこの演奏は、さすが当代随一のデュオの名に恥じない見事なものと言えるでしょう。
フランクやドビュッシーなどフランスものにとどまらず、モーツァルト、ブラームス、そしてグリーグと、ヴァイオリン・ソナタの名作に次々と名演をものした名コンビ。
ベートーヴェンに関しても実演ではしばしば取り上げ、来日公演ではベートーヴェン・プロを披露して絶賛を博していただけに、当全集は室内楽ファンの間では長らく待ち望まれていたものでした。
演奏は、この名コンビが5年の歳月を費やして完成させたものだけに、まさに完璧と言いたい素晴らしい出来栄えです。
多くの美音ヴァイオリニストを輩出した「フランコ・ベルギー楽派」と呼ばれる流派の、現代における最高の担い手とされるデュメイと、繊細優美でありながら強い集中力で作品に迫るピリスの個性が絶妙に融合し、作品の表裏を細大もらさずフォローしていく様子には驚きですが、それでいて神経過敏に陥ることなく、端正な造形感を常に失わないこの演奏は、さすが当代随一のデュオの名に恥じない見事なものと言えるでしょう。