JBLでクラシックを聴く

ヤフーブログ終了で引っ越ししてきました。主にオーディオについてです。すでにオーディオ一式は断捨離で売り払ってしまいましたが、思い出のために引っ越しして残すことにしました。

日本のバイオリニスト使用のバイオリン名器

日本のバイオリニスト使用のバイオリン名器


五嶋みどり
愛用のヴァイオリンは1734年製グァルネリ・デル・ジェズー “エクス・フーベルマン”.
林原共済会から終身貸与.

弟の五嶋龍(異父姉弟
1715年にストラディバリが製作した伝説の名器「エクス・ピエール・ローデ」。
日本のNPO法人、イエローエンジェルがわざわざ購入して無償で貸与だそうだ。


高嶋ちさ子
2億円のストラディバリウスを買ったと言っていた.5万円のヴァイオリンと引き比べコーナーなんていうのもやりながら,さりげなく値段も言ってる.TVで,個人からお金を借りて自分で購入したと言っていた.
使用ヴァイオリンは,ストラディバリウス(1736年製、愛称はルーシー)


川井郁子
使用ヴァイオリンは,グァルネリ・デル・ジュス「ムンツ」(1737年製作 )を日本音楽財団から貸与されていたが,今は1675年、フランチェスコ・ルジェーリ製作のものを使用中。フランチェス・ルジェーリFranceso Rugieri(1629-98)はニコロ・アマティーの弟子でストラディバリウスと同じ工房の出身者である.こちらの方が年代が古いから,きっと良い物に違いない.大阪芸大所有品.ということはこちらも貸与?


諏訪内晶子
1990年『チャイコフスキー国際コンクール』において、18歳の若さで日本人初の優勝という快挙を成し遂げた.日本音楽財団からストラディバリウス「ドルフィン」を貸与.
ドルフィン(ストラディバリウス-1714年)は三大ストラディヴァリウスの一つ。20世紀ヴァイオリン界の神様ヤッシャ・ハイフェッツも愛用していたそうだ。
それでは、三大ストラディヴァリウスの残りの2つはどこに?誰が?

ストラディバリウスの最上とされる三大ストラディバリウスは,ドルフィン(1714年),アラード
(1715年),メサイア(1716年)。
アラードは現在、個人のコレクターが所有.メサイアは,イギリスのオックスフォードのアシュモリアン美術館に展示.ということは使用中はドルフィンだけだ.残りの2つは未来の天才待ちというところか.


庄司紗矢香
1999年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて、日本人として初めて優勝した。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1715年製ストラディヴァリウス「ヨアヒム」である。


千住真理子
パガニーニ国際コンクールで最年少入賞。使用ヴァイオリンは,「デュランティー」(ストラディバリウス)を貸与.ローマ法皇”クレメント14世”に捧げられ、法皇没後、その側近が引継ぐことに。その後18世紀、フランスの貴族の手に渡り、1921年スイスの富豪の元へ渡る。そして2002年、スイスの富豪が手放すことになり,何人かの候補者が選ばれ・・・何番手かの候補だった千住に渡った.300年間誰にも弾かれなかったデュランティ


前橋汀子
17歳の時、レニングラード音楽院創立100周年記念の一環として日本人初の入学を許可される.使用ヴァイオリンは,グヮルネリ・デル・ジェス(1732)

川久保 賜紀
 2001年、第6回パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2002年 第12回チャイコフスキー国際コンクールで1位なしの第2位を獲得した。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与されている1736年製ストラディヴァリウス「ムンツ」。


戸田 弥生
1993年、エリザベート王妃国際コンクールで第1位を受賞した。1994年、第4回出光音楽賞を受賞。1995年、オランダの作曲家トリスタン・コイリスからヴァイオリン協奏曲第2番を献呈され、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と初演を行った。
小野グループからの貸与されている、 ストラディバリウス「スギチェリ」 1694年製



ヴァイオリンの銘器と演奏者リスト
http://www.interq.or.jp/classic/classic/data/perusal/etc/violin.html
もご覧ください。