保険料率の統一案
共済年金の1・2階部分の保険料を引き上げ、厚生年金の保険料率に統一する。
また、共済組合等が
保有する積立金について、厚生年金の積立金の水準に見合った額を仕分け1・2階部分の共通財源に供する。
・ 平成22 年から1・2階部分の保険料率の統一を開始し、公務員共済については平成30 年、私立学校教職員共済については平成39年に厚生年金の保険料率(18.3%)に統一。【附則】
・ 共済組合等が
保有している積立金については、厚生年
金保険の積立金の水準(※)に見合った額を仕分け、被用者年金制度の1・2階部分の共通財源に供することとする。【厚年法の改正と附則】
(※)保険料で賄われる1・2階部分の支出に対して何年分の積立金を
保有しているか(積立比率)。
年金の将来に渡る、安心は、これだけでは不十分だ。
厚生年金の未加入会社の加入や、
正規雇用者の増加が必要だ。
今まで、姑息な手段で、年金を圧縮してきたが、
これでは、
若い人たちの年金の信頼は得られない。