2005-07-10から1日間の記事一覧
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 この冬は寒い日もあったものの、全体には暖冬だと言うべきでしょうか。特にこの2月は暖かい日も多かったように思います。 その2月ももう過ぎようとしていることに気づき、あわてて「今月のこの1曲」を書いております…
第1楽章は、アレグロ・ヴィヴォのソナタ形式。このVivoというのが、いかにも南欧風な感じでいいですよね。 いきなり、フォルテで、威勢よく、生き生きとした第1主題が始まり、主題の後半はピアノになるけど、すぐにまた、うきうきするような楽句が続き…
みなさま いかがお過ごしでしょうか。 先日来、なにやら、むつかしいオーディオ装置の話から始まり、ミュージカル「ラ・マンチャの男」やら、ソフィア・ローレン、はては日露戦争とフィンランド、シベリウスの関係、などなど、さすがに先輩達の話題は尽きず…
プラハ交響曲は、さきほど触れた深遠なアダージョの序奏で第1楽章が始まります。 トゥッティによる主和音がフォルテで鳴らされたと思うとすぐピアノとなり、またフォルテの三連符を伴った短い上昇音型が繰り返され、という具合に強音と弱音とが頻繁に交代し…
もうひとつ、お薦めは、P.マーク指揮パドヴァ管による演奏です。 これは、メンデルスゾーンなどとともに、先年亡くなったマークが晩年に残した録音の一つですが、それほど実力のあるオーケストラとも思えぬイタリアのパドヴァ管を振って、非常に美しく、透明…